HP LaserJet M5035 Multifunction Printer series - 特殊メディアに関する考慮事項

background image

特殊メディアに関する考慮事項

4-1

メディアに関する考慮事項

メディア

タイプ

考慮事項

封筒

封筒の印刷にはトレイ

1 以外のトレイを使用しないでください。プリンタ ドライバで封筒を

選択してください

(「

正しいプリンタ

ドライバの選択

」を参照

)。

印刷前の状態で、封筒の丸まりが

6 mm (0.25 インチ) 以内に収まっていることを確認し、封筒

の中の空気を完全に抜いてください。

しわ、傷、その他の損傷のある封筒は使用しないでください。

はがして貼るタイプの粘着テープ付きの封筒や、折って封をする複数のふたが付いている封筒
を使用する場合は、デバイスの熱や圧力に耐える粘着材が使用されていることを確認してくだ
さい。余分なふたやテープがあると、しわや折り目ができて紙詰まりを起こしたり、フューザ
を損傷させる可能性があります。

最高の印刷品質を得るには、位置マージンを封筒の端から

15 mm (0.6 インチ) 以上に設定し

てください。封筒の貼り合わせ部分への印刷は避けてください。

封筒に印刷するときは、デバイスの印字速度が低下する可能性があります。さらに、印刷パフ
ォーマンスは封筒の形状に依存します。封筒を大量に購入する前にサンプルを使ってテスト印
刷を行うことをお勧めします。

合わせ目が

2 か所ある封筒は、印刷時にしわが寄りやすいので取り扱いに注意してください。

合わせ目が

2 か所ある封筒を印刷する場合は、封筒の角まで合わせ目が伸びている封筒のみを

使用してください。

警告!

内側がコーティングされた封筒、粘着部分が露出している封筒、またはその他の

人工素材を使用した封筒などは一切使用しないでください。この種の封筒を使うと有害な
煙が発生する可能性があります。

ラベル紙

ラベル紙はトレイ

1 から印刷してください。

HP LaserJet プリンタで使用するように指定されたラベル紙のみを使用してください。

印刷前の状態で、ラベル紙を平面に置いたときに、すべての方向の丸まりが

13mm (0.5 イン

) 以内に収まっている必要があります。

ラベル紙の間から台紙が見えないラベル

シートのみを使用してください。

状態:しわになっていたり気泡が入っていたりするなど、ラベルがはがれそうになっているラ
ベル紙は使用しないでください。

ラベル紙同士が貼り付くのを避けるために、印刷されたラベル

シートは排紙ビンから取り出

してください。

58

4 章 メディアとトレイ

JAWW

background image

メディア

タイプ

考慮事項

同じラベルシートを

2 回以上デバイスに通さないでください。ラベルの粘着剤はデバイスを 1

回だけ通過するように設計されています。

ラベル紙の両面印刷は行わないでください。

注意

このガイドラインに従わない場合は、デバイスが損傷する可能性があります。

ラベル

シートがデバイス内で紙詰まりを起こした場合は、「

紙詰まりの解消

」を参照して

ください。

注記

プリンタ

ドライバでラベル紙を選択してください (「

プリンタ

ドライバを開く

」を参

)。

OHP フィルム

OHP フィルムはトレイ 1 から印刷してください。

HP LaserJet プリンタで使用するように指定された OHP フィルムのみを使用してください。

OHP フィルム同士が貼り付くのを避けるために、印刷された OHP フィルムは排紙ビンから取
り出してください。

デバイスから取り出した

OHP フィルムは、平らな場所に置いてください。

注記

プリンタ

ドライバで OHP フィルムを選択してください (「

プリンタ

ドライバを開

」を参照

)。

厚紙と厚手のメディア

インデックス

カードやはがきなど、さまざまなタイプの厚紙を給紙トレイから印刷できます。厚紙

には、レーザー

プリンタでの給紙に適した仕様のものがあり、このような厚紙の方が優れた結果を

得られます。

厚紙は、トレイ

1 から印刷します (164 ~ 199g/m

2

43 ~ 53 ポンドの表紙)。

厚紙は丸まりが

5mm 以内に収まっていなければなりません。

厚紙にしわ、傷、その他の損傷がないことを確認してください。

端からのマージンを

2mm 以上に設定してください。

注意

一般に、このデバイスでは、用紙の仕様を超える厚手の用紙を使用しないでくださ

い。そのような用紙を使用すると、用紙の給紙ミス、紙詰まり、印刷品質の低下、および
機械の過度な磨耗の原因になる可能性があります。ただし、

HP カバー用紙などの一部の厚

手のメディアは、問題なく使用できます。

注記

プリンタ

ドライバで [厚紙] を選択します (164 ~ 199 g/m

2

43 ~ 53 ポンドの表

)。

レターヘッドと印刷済
みフォーム

レターヘッドは、通常透かしのあるプレミアム用紙で、コットン繊維製のものもあります。さまざ
まな色と仕上がりの用紙があり、それに合せた封筒も用意されています。印刷済み用紙は、再生紙
からプレミアム用紙に至るさまざまなタイプの用紙を使って作成できます。

多くのメーカーが、レーザー

プリンタでの印刷に適した仕様のこれらのグレードの用紙を用意して

いて、レーザー対応用紙として販売しています。ひだ、すの目、リネンなど、表面仕上げが粗い用
紙では、トナーを十分に定着させるために特殊なフューザ

モードを使用する必要があります。特殊

なフューザ

モードは一部のプリンタ モデルで利用できます。

注記

レーザー

プリンタで印刷した場合、ページごとに多少仕上がりに違いが出ることが

ありますが、これは正常な状態です。普通紙に印刷した場合は、この違いは起きません。
印刷済み用紙にはすでに線や枠が描かれているため、これらの用紙に印刷した場合にはこ
のような違いが起きます。

4-1

メディアに関する考慮事項 (続き)

JAWW

特殊メディアに関する考慮事項

59

background image

メディア

タイプ

考慮事項

印刷済み用紙、エンボス加工用紙、およびレターヘッド使用時の問題を回避するには、以下のガイ
ドラインに従ってください。

オフセット印刷または凹版印刷された印刷済み用紙とレターヘッド用紙を使用してください。

用紙をあらかじめ印刷する場合は、用紙の水分含有量が変わらないように注意し、用紙の電気
的特性または処理特性を変化させる物質を使用しないでください。用紙を防湿性の包装材で包
装して、保管時に用紙の水分含有量が変化しないようにしてください。

注記

レターヘッドに

1 ページのカバー レターを印刷し、続けて複数ページの文書を印刷

するには、レターヘッドを印刷面を上向きにしてトレイ

1 にセットし、他のいずれかのト

レイに普通紙をセットします。デバイスは、自動的にトレイ

1 から印刷を開始します。

ベラム紙

ベラム紙は、羊皮紙に似た非常に薄い特殊な用紙です。

ベラム紙は、トレイ

1 からのみ印刷してください。

ベラム紙の両面印刷は行わないでください。

注記

プリンタ

ドライバで、トレイ 1 の用紙タイプを [ベラム紙] または [薄手] に設定

し、タイプに基づいてメディアを選択します。

カラー用紙

カラー用紙はコピー用紙と同様に高品質なものを使用します。

HP レーザージェット耐
久紙

HP LaserJet 耐久紙のみを使用してください。HP 製品は、組み合わせて使用すると最良の印
刷結果を得られるように設計されています。

HP LaserJet 耐久紙は端を持って取り扱います。指の脂が、印刷品質の問題の原因になる場合
があります。

再生紙

このデバイスは、再生紙をサポートしています。再生紙は、標準の用紙と同じ仕様を満たす必要が
あります。

HP LaserJet Printer Family Print Media Guide

』を参照してください。

5% 以下の木質

が含まれている再生紙をお勧めします。